コンピュータ・グラフィックスやモーションキャプチャーなどなど、デジタルなヴィジュアルエフェクトが氾濫しているこのご時世に、あえて逆らうがごとく、ある意味これぞ究極のアナログヴィジュアルエフェクトだ!!と言わんばかりのミュージックビデオを見つけました。
アメリカの超個性派ロックバンド
OK Go の「This Too Shall Pass」という曲のPVです。
NHK教育の『ピタゴラスイッチ』で取り上げられて「ピタゴラ装置」と呼ばれるようになった、あのカラクリ機械仕掛けシステム装置を大々的にフィーチャーしてるんですが、その規模がハンパじゃない。
いやこれはホントすごい。めちゃくちゃ手が込んでる。
見事、あっぱれ、アメージング。
曲のフレーズやテンポやリフとほぼ完全にリンクしてるし。
計算に計算を重ね、何度も何度もテイクを撮り直したであろう痕跡がいろいろ映ってるし。
ラストのオチのあとの、この大がかりでクレイジーな装置をスタジオいっぱいに繰り広げたスタッフ・クルーの達成感爆発の大歓喜からも、いかに撮影が困難で緊張の連続だったかが伝わってきます。
とにかく、ご覧ください。
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OK Go - This Too Shall Pass - Rube Goldberg Machine version - Official