IE7の仕様の問題点が改善されているということで、IEの次期バージョンのベータ版であるInternet Explorer 8 Beta 2をインストールして、閲覧してみました。
が・・・。
確かに、IE7で崩れた部分に関しては正常に表示されました。
しかし!逆に、それ以外のところで、なんだかワケのわからない崩れ方が多数発生してしまいました・・・。
★画像を何枚も使ったエントリーで、一番上の写真以外の画像が表示されなかったり、画像から下の文字まで表示されなくなる(再読み込みすると表示される)
★普段は隠れてるけどカーソルを持っていくと現れる、みたいなCSSテクニックは一切導入してないのに、メインのカラムより左カラムの方が長いと勝手に左カラムが隠れてしまう(そしてカーソルを持っていったり該当部分をクリックすると現れる)
★フォントが意図していない大きさになる
いったいぜんたいこりゃどういうことだー!と混乱しながらIE8をあれこれいじってみたんですが、どうやら、IE8の新機能のひとつ[互換表示]がカギを握っているようです。
マイクロソフトのサイトによると、「テキスト、画像、またはテキストボックスの位置がずれるなど、Webサイトの表示に問題が発生した場合」はこの[互換表示]をオンにすると「古いブラウザー向けにデザインされたWebサイトを表示」できるとあります。
上記のトラブルは、[互換表示]をオンにすることで回避されるんですが、その代わりにIE7と同様の崩れ方に戻ってしまうのです。
IE7で崩れる部分は、ブログの外枠の画像なので、エントリーを読むぶんには全く関係ないのですが、[互換表示]オフで発生するトラブルは、エントリーそのものに影響を及ぼすものなので、かなり深刻です(笑)
マイクロソフトは「古いブラウザー向けにデザインされた」などと言ってますが、これは「ウチらのブラウザが最先端なんだぜ、それで崩れちゃうサイトなんて終わってるっしょ」という差別なんでしょうか・・・?だとしたらなんと排他的なスタンスなんでしょう・・・。ドン引きですわ・・・。
いや確かに、俺のHTMLとCSSのスキルは、まったくもって素人の独学ですよ。
2〜3年前(へたすりゃもっと前)のCSS知識で作ってますよ。
完全に趣味でやってるわけです。がっつり勉強する時間なんてないし。
なんだか「あんたのサイトの作りは古いんだ」と斬り捨てられたみたいでちょっと凹んだけど、「うるせぇ、なんなら最先端のブログ作ってやんぞゴルァ!!」と火が点いちゃいました。
ちなみに、同じベータ版という扱いですが、Google Chromeもインストールしてみました。
もちろん、崩れは全く無し!
レンダリングエンジンがSafariと同じWebKitだから当然なのかもしれませんが・・・。